今回ご紹介する、兵庫県明石市にある 『江井ヶ嶋酒造』 。明石の海沿いに位置する蒸留所で生まれるウイスキーは、海風や湿度といった環境の影響を受けながら、独自の熟成を遂げます。バーボン樽やシェリー樽、ワイン樽などさまざまな樽を使用した個性豊かなラインナップが揃い、ウイスキー愛好家からも高く評価されています。
本記事では、江井ヶ嶋酒造が手掛けるウイスキーの魅力と特徴をご紹介します！ウイスキー初心者の方にも楽しめる商品から、こだわりのシングルモルトまで、あなたにぴったりの一本を見つけてみてください！
江井ヶ嶋酒造のウイスキーラインナップ
シングルモルト江井ヶ嶋 QUINTET
バーボンを主体に、オロロソ、PX、ポートワイン、赤ワインの計5種類の樽で熟成された原酒をブレンドし、五重奏（QUINTET）を表現されており、複雑で深みのある風味が特徴です。
- バーボン樽由来のバニラやキャラメルの甘さ、シェリー樽からのドライフルーツの濃厚な香り、ワイン樽からのフルーティーな酸味など、各樽の特徴が絶妙に絡み合い、豊かな余韻を楽しむことができます。
シングルモルト江井ヶ嶋 QUARTET
4種類の異なる樽（クリームシェリー、ポートワイン、バーボン、スパニッシュブランデー）で熟成された原酒をブレンドし、四重奏（QUARTET）を奏でるような、複雑で華やかな味わいが特徴です。
- オレンジやバナナ、洋梨、青リンゴ、さくらんぼ、イチゴなどのフルーツを思わせる香りや酸味と蜂蜜やバニラクリーム、ほのかなミント、ナッツのニュアンスが加わり、フルーツとナッツのタルトのような味わいが魅力です。
シングルモルト江井ヶ嶋 SEXTET
日本酒カスク、芋焼酎シェリーカスク、ポートワインカスク、スパニッシュブランデーカスク、ビアカスク、オールドシェリーバットの6種類の異なる樽で熟成された原酒をブレンドし、六重奏（SEXTET）のような美しいハーモニーを再現しています。
- オレンジピールや蜂蜜、ポートワインを思わせるフルーティーで華やかなアロマと、甘くなめらかな口当たりで、軽いスモーキーさと共に甘い余韻を楽しめます。
- 「インターナショナル スピリッツ チャレンジ 2023」や「東京ウイスキー＆スピリッツコンペティション（TWSC）2023」で金賞を受賞しており、その品質の高さも評価されています。
ホワイトオークシングルモルトあかし
アメリカンオークのシェリー樽とバーボン樽で熟成されたモルト原酒をブレンドすることで、複雑で豊かな香りと味わいを実現しています。
- オーク樽由来のやわらかい木の香りと、ほんのりバニラやキャラメルを思わせる甘い香り。比較的ライトな飲み口 でありながら、上品なスパイス感とスモーキーさを感じられる、しっかりとした存在感のある味わいが魅力です。
シングルモルト江井ヶ嶋 オールドシェリーバット12年
フェノール値10ppmのライトピーティッド麦芽を使用し、ヨーロピアンオーク製のシェリー樽で12年間熟成、深みのある複雑なフレーバーが楽しめます。
- ダークチェリーやドライアプリコット、シェリー、チョコレートの甘い香りに、ミントや蜂蜜のほのかなアクセント、甘みと酸味、ほのかなスパイシーさを堪能できます。
- アルコール度数60度と高めであり、ハイボールやによる味わいの変化も楽しめます。
シングルモルト江井ヶ嶋 シェリーカスク 7年
フェノール値10ppmのライトピーティッド麦芽を使用し、シェリー樽で7年間熟成させています。シェリー樽熟成による、深みと複雑さを持つ味わい、甘い香りとバランスの取れたまろやかな甘みが特徴です。
- ドライフルーツや干しアンズを思わせる濃厚で重厚な甘い香りが広がります。甘み、酸味、ウッディさ、スモーキーさのバランスが絶妙で、豊かな風味を楽しめます。
シングルモルト江井ヶ嶋 バーボンバレル 7年
リンゴやハチミツ、ミントの香りなど、フローラルで軽やかな甘い香り、上質でまろやかな口当たりが特徴です。フェノール値10ppmのライトピーティッド麦芽を使用し、バーボン樽で7年間熟成させることで、独特の風味を引き出しています。
- 2022年11月22日に930本限定で発売された希少なウイスキーです。
- アルコール度数60％と高く、濃厚な味わいを楽しめます。
まとめ
江井ヶ嶋酒造は、日本の伝統的な酒造りの技術を活かしながらも、あらゆる研究と開発を重ね、個性豊かなお酒を造っています。今回ご紹介したウイスキーは、フルーティーで華やかな香りを持つものから、スモーキーで重厚感のあるものまで、バリエーション豊富に展開されています。
ウイスキー初心者の方にも飲みやすいラインナップが揃い、普段ウイスキーを飲まない方へのプレゼントや、特別な時間を彩る一杯としてもおすすめです！
この記事を参考に、あなたにぴったりのウイスキーを見つけて、至福のひとときを楽しんでみてはいかがでしょうか？
